経審の評点をアップするポイントとして、要点をまとめて解説しております。
経営事項審査関連ページ
評点アップのポイント
- 経審の評点をアップするポイント
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経営事項審査の審査項目で見たとおり、経営事項審査では各審査項目に「ウェイト」というものが設定されています。つまり、各項目が評価全体に占める重み付けがあります。
完成工事高(X1)と技術力(Z)のウェイトが比較的高くなっており、「技術力が高くて請負工事の完成工事高が大きい会社は建設業者として評価が高い」ということが言えます。これらのポイントを強化すると、比較的評点が上がりやすいといえます。更に技術力ということで言えば、元請完成工事高が大きいほどこのZ点に反映されます。
- 建退共、法定外労災等の加入
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完成工事高と技術力(技術者の数、元請完成工事高)は、評価に繋がりやすいものの、短時間で大幅に強化することはなかなか難しい項目です。
一方で建設業退職金共済、法定外労災は、自社の努力で加入することができ、経審の評価対象にもなっているため、未加入の会社様はこれらに加入することで、「その他の審査項目(社会性等)(W)」を上げることが出来ます。まずW点で十分な対策ができてから、それ以外の項目に着手することになります。
建設業退職金共済事業本部
法定外労働災害補償(ただし加点のためには以下の全てを満たすもの)審査基準日
保険期間に審査基準日が含まれていること
保険対象工事
保険対象工事が、すべての工事(共同体工事、海外工事は除く)であること
被保険者の範囲
被保険者の範囲が、直接使用関係にある職員及び下請負人の直接の使用関係にある職員すべてであること
業務災害と通勤災害
業務災害と通勤災害の両方を対象としていること
補償の対象
死亡及び労働災害保険の傷害等級第1級から第7級までを補償の対象としていること
- 経審を受審する業種を絞る
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経審を受ける業種を絞ることで、特定の業種の点数を上げることが出来る場合があります。完成工事高(X1)は、それぞれの業種別に計上していくことになりますが、一部の専門工事は一定の要件の下に(あくまで経審の手続き上)土木、建築の各一式工事の実績に含めることができます。
ただし、一式工事に含めた専門工事は、経審の審査対象業種にすることができません。つまり、対象業種の経審受審を要件にしている自治体等の入札参加資格審査も受けられなくなります。
「選択と集中」で、一式工事の点数を上げたい場合にはこちらを検討していただく方法もあります。一式工事 一式工事に合算することができる専門工事(例示) 土木工事 - とび・土工・コンクリート工事
- 石工事
- 舗装工事
建築工事 - 大工工事
- 左官工事
- 屋根工事
- タイル・れんが・ブロック工事
- 内装仕上工事
- 合算するための要件
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審査対象業種
土木又は建築工事が審査対象業種になっていること
建設業許可
専門工事について、建設業の許可を有していること
建設業許認可ご相談の流れ
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STEP1 お問い合わせお電話かお問い合わせフォームよりお問合せいただきます。 |
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STEP2 お打ち合わせお問い合わせいただいた内容に合わせてご希望をお聞きし、詳細をヒアリング致します。 |
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STEP3 ご提案の共有ご提案内容をおまとめし、ご案内し御見積をご提示し、ご確認いただきます。 |
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STEP4 ご契約、業務の遂行必要なご準備が整い次第、対象の業務を実施し、ご報告・ご説明いたします。 |
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